勉強と、力仕事のアルバイトから寝違え。パート1。

 
長崎市内の大学院生Aさん。普段は大学で勉強して、そのあと研究室で研究してと勉学に忙しく、プラス力仕事のアルバイトをしていました。
   
ある日、朝起きた時に、首に痛みを感じたそうです。
  
Aさんは寝違いと思い、そのまま過ごしていましたが、痛みがだんだんひどくなり、首が動きにくくなってきたそうです。
  
そしてこれは大変と、私の「整体術治療院掌庵」を「エキテン」で見つけてくださって、ご予約来院されました。
  
来院されたのは、痛みを感じてから8日目でした。
  
症状は、顔を右側横に20度くらい、左側に30度いくかどうかくらいしか動かせませんでした。(見た感じほとんど動かない感じでした。)
  
上下への動きもほとんど動かない状態でした。
  
最初に全身の状態を検査しました。
  
まず、脚の長さが2cm以上左右差がありました。そして、上半身の硬さがみられ(胸椎部分を背面から押したときの沈み込みがとても少ない)、頚椎上部の筋肉が硬くなっていました。
  
まずは即効性のある「寝違え治し」(企業秘密(^^) )と首の治療をしました。
  
そのあと、骨盤調整をしました。最初2cm以上の左右差が5mmほどになりましたが、上半身の硬さを取るために軽く背部のもみほぐしをしたら1.5cmまで左右差が戻ってしまいました。(最後にはちゃんと揃いましたよ!)
  
骨盤のズレだけでなく、上半身の歪みもとても影響している証拠であり、まだまだ骨盤も上半身も歪みがある証拠です。(今回は1回目で首の症状のひどさを考えると、首の治療も軽めで肩周りなどはまだ何もしていないので当然です。ここからが腕の見せ所ですね。)
  
今日は初回で、症状もひどかったのでここまでで、首の動きを確認しました。
  
上下への動きはほとんど変わりませんでしたが、左右は、右側は60度以上、左側も45度以上すっと軽く動くようになりました。
  
まだ治療方法はありましたが、一度にたくさん治療すると、違和感や痛みを後日感じる方もいらっしゃるので、おかしな感じがないか確認して、治療を終了しました。
  
首の上下への動きには、上半身の硬さと骨盤の歪みが関係しているので、次回、首の部分的な治療と併せて全身の調整を行うことを告げて、二日後に2回目の治療の予約をしていただきました。
  
続く。ニコニコ