成長痛(オスグッド病)と、ひざ痛の予防には正座!

 

成長痛

 

オスグッド病

 

という小中学生がなる膝の痛みが出る症状があります。

 

諫早で治療していた時は

 

ときどき小学生や中学生の治療をしていました。

 

もう、だいぶ見ていません。

 

前の時は、だいたい1~2回で痛みが治まって、90度くらいしか曲げれない子でも正座できるようになっていました。

 

太ももの前側の筋肉(大腿四頭筋)の使い過ぎで、

 

膝のお皿の下の

 

膝窩靭帯がすねの骨(脛骨)に付着している部分の

 

骨を引っ張って

 

痛みが発生します。

 

ひどくなると骨が出っ張ってきます。

 

ここの効果的な施術法は

 

単に大腿四頭筋を普通のマッサージやストレッチで緩めてもパッと効果は出ません。

 

(筋肉の特性があるのです。)

 

特殊な緩め方をします。

 

すると、シュッと膝が痛み少なく曲げやすくなります。

 

部活などの運動のし過ぎで、太ももの収縮が積もり積もって

 

ある一定以上伸びなくなってしまいます。

 

実はこの手技は

 

正座を全くしなくなって、膝が曲がりにくくなり痛みが出てきた方にも

 

効果があります。

 

どちらも太ももの前側の筋肉をしっかり伸ばす機会が無くなってきたからなのです。

 

根本的な原因が一緒なんですね。(だから、だいたい同じ施術法で良くなっています。)

 

ということは、普段からまめに伸ばせばいいんです。

 

小学生、中学生、膝の痛くなりそうな大人、高齢の方は

 

運動した後、寝る前に毎日

 

「君(膝)は、これくらいはいつも必ず曲がらないといけないんだよ!」と

 

正座をして

 

太ももの前側をきちんと伸ばして

 

ケアしてあげないといけないということです。

 

使いっぱなしだといけないんですね。

 

正座は、足首も伸ばしますので、すねの外側の筋肉も伸ばしてくれるので

 

膝の負担がとても減ります。

 

膝が悪い人には

 

正座はいけない!

 

と言われますが、

 

ひどくなってからは「痛い」ので

 

いけない

 

であって、

 

少し張って痛い感じくらいなら

 

ケアとして

 

たくさんするべきです。

 

正座をしない人は

 

太ももの筋肉が

 

「私は椅子に座れるくらいの伸び(膝が90度)があれば問題ないでしょ!」

 

とそれ以上伸びることが出来なくなってしまいます。

 

廃用症候群のようなものですね。

 

でも正座をまめにすると

 

「毎日、正座できる(180度まで膝が曲がる)くらい伸びないといけないから柔らかくいなくちゃ」

 

としなやかさを保ってくれます。

 

小・中学生であれば、

 

部活でガンガン使って、

 

乳酸出まくりでパンパンで

 

「膝曲げれませんけど!」状態の

 

太ももに

 

マッサージして、ストレッチして

 

最後に

 

正座を毎日すれば(1回2分くらい。出来れば、朝起きた時、部活前、部活後、寝る前)

 

※出来ればこっちがもっと良いですが、(男の子は出来ない子が多いです。)

(正座してうしろに倒れる)

 

成長痛(オスグッド病)の

 

予防になると思うのです。

 

特別な対策はいらないのです。

 

痛くなる前の、

 

張り出したしたくらいから

 

正座をしてみてください!

 

これをお読みの

 

すでに膝の痛い方、

 

無理して正座は……しないでください。

 

痛かったら、正座の前に

 

治療が必要と思います。

 

懇意の病院か整骨院や治療院などにご相談してください。

 

行くところがなかったら

 

掌庵においでください!