五十肩(六十肩)の治療。男性。Iさん。
長崎市在住、I  さん、男性、60才代前半。
症状は、右肩が痛いと。
あと、最近寝違えをして首の左側と左肩甲骨の内側周りが痛く、首の痛みはだいぶ減っているが肩甲骨周りが痛いとのこと。
右肩は1年くらい前から症状が出てきて、今は腕は上がるが痛いとのこと。
右肩が痛くなる直前まで、2年間左肩が痛く、病院でマッサージを週1回3ヶ月間してもらったそうです。
右腕は135度位まで上がり、そのあたりになると肩の前後に痛みが出ると。
最初に、足の長さと肩を揺らしての骨盤の歪みの検査をしました。
腰の右側に張りを感じ、右足が1.5cm左足より長かったので、腰痛が無いかお聞きしたところ、特に腰痛は無いとのこと。ただ、10代の頃スポーツによる圧迫骨折をしていて、40才の時ぎっくり腰をした事がありますと。
骨盤調整をして足長差が1cmになり、上半身の硬さをとったら0.5cmほどになりました。
その後、五十肩治療を開始しました。
治療は痛いところではなく、原因のある患部をゆっくり押すだけやゆっくり動かすだけの治療です。
患部を押していた時は痛かったそうです。
治療が終了し、腕を上げてもらいました。
170度位まですーっと上げられて、そのあと、ゆっくりグググっと上げようとされました。
無理はされないでくださいね。と言った時は、180度まで上げていらっしゃいました。
見ている私はドキドキしました。
寝違えの治療も済ませて、肩が気になるようでしたら、来週あと一回くらい来院してください、と伝えまして終わりました。
今回の I さんは最初からけっこう腕が上がっていましたし、その時の痛む感じも炎症があるような感じではありませんでしたので、このような良い結果が1回目から出たと思います。
 
皆様も、腕が痛いだけとか、上げにくいだけ位の症状の時にご来院ください。
 
痛くて上がらない場合は、炎症があって、治りにくく、リスクが高いと思います。
 
腕を上げる時に肩の前や後ろにつっぱり感を感じたら、出来るだけ早めにご来院ください。
 
ひどくなったら、動かす時に痛いだけでなく、夜、夜間痛で寝られなくなりますよ。
 
おしまい。