首を右に回すと左の首(後頭部の近く)が痛い。20代男性。

R1.7.8ブログより

 

20代男性が寝違えのような症状でご来院されました。

 

 

首を右に回すと左の首(後頭部の近く)が痛いと。

 

前日の夜に頭を拭いていた時にすごい音がして痛くなり、朝には首が回らなくなっていたとのことです。

 

また、数か月前まで頸椎ヘルニアで肩から腕までしびれがあり、治ったばかりだったそうです。

 

問診で、痛い場所と、体の不調部分(慢性肩こり腰痛、頭痛、猫背など)をお聞きして悪いところを推測しました。

 

そして、施術開始!

 

寝違えは私の得意な施術です。

 

座ってもらっている状態で後ろから「斜角筋」をリリース。

 

2~3分の施術後、首を回してもらったら、きちんと回ってほとんど痛みは取れました!

 

超うまくいったケースですね。(寝違え施術の時はよくあります。)

 

原因は斜角筋が属するDFL(ディープフロントライン)または斜角筋自体と考えられます。

 

でも、斜角筋に痛みが出ていたわけではなく別の筋肉の肩甲挙筋(BAL)に間接的に痛みを誘発していました。

 

斜角筋以外にもDFLに悪いところが腹部にありそれも施術しました。

 

首がもっといい感じになったと。

 

他にも良くない状態の部分2か所(SBLとBAL)を施術して終了しました。

 

「来た時に頭痛がしていたがそれもなくなりました。」とおっしゃられました。

 

寝違えはだいたい1回短時間でいい結果が出る場合が多いですが、原因はいろんなところにあることが多いです。

 

寝違えされたときは治療と一緒に体全体の悪いところを良くしていくいい機会として全身の調整を検討されるといいと思います。

 

この頃頻繫に「寝違え」されていませんか?