痛くて後ろに回らない。そこから上げにくい。

令和元年6月ブログより

両肩の痛みで50代男性のお客様がご来院されました。

 

去年の冬くらいから痛み出して、病院では肩の炎症とのことで治療しても良くならず、その後整骨院で施術してもらっても良くならず、掌庵にご家族の紹介でいらっしゃいました。

 

上には右はある程度まで上に上がりますが最後のところで痛みがあると。左は130度くらいで痛みが出てそれ以上は上がりません。

 

後ろもお尻につくくらいまでしか行きませんでした。

 

1回目の施術で、右肩の上に上げた時の痛みは無くなったとのこと、左肩も右肩に近いくらいだいたい真上近くまで上がるようになりました。

 

そして、後ろには写真のように反対側のお尻まで手が回せるようになりました。

 

後ろに回らないという症状は、すっと良くなるか長くかかるか分かれる感じです。

 

今回は1回目から動きが良くなり良かったです。

 

2回目のご来院の時は「手が後ろに回せるようになったが、そこから上に上げることが出来ない。」とのことでした。

 

施術は肩甲骨周りの筋肉、腕、姿勢をよくするため体幹の深部筋などいろんなところを揉みほぐし、そして筋膜をリリースしました。

 

結果として痛みが減り動かしやすくなったようで「ズボンをはく動作がしやすくなった。」とおっしゃいました。

 

肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)は痛くなりだしたら早めに施術を始めないと、施術回数も多くかかる事例が多いです。

 

特に後ろに回らない場合は長くかかる場合があります。

 

痛み出したら早めに病院に行って診断と治療を開始して、良くなりそうになかったら掌庵へ早めにおいでください。

 

まずは3~5回ほど施術をしていきますとだいたい緩和していく方が多いです。

 

よく、お知り合いで肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)経験者に聞くと、「何もしなくても自然と治るよ」と聞いていたがとお話しする方がいらっしゃいますが、たぶんその人の症状がたまたまひどくなかった場合や、ひどくてもそのころの痛みを忘れてしまっている場合も多いのではと思います。

 

掌庵に来られた方でも1回で治った方や10回くらいかかった方、5~6回くらいで通院を辞めた方などいろいろです。

 

ひどい症状で来られた方には病院で半年~2年近く通院していたとおっしゃられる方も多くいらっしゃいました。

 

その間はもちろん痛みは続いています。

 

痛みが出来るだけ早く減っていくように60分前後の時間をかけてしっかり施術していきますので、ご検討ください。