2015年11月ブログより

　

変形性股関節症、変形性膝関節症の初期です、と言われたお客さん。長崎市在住。女性。６０代。Ｓさん。

 

今日のお客さんは、腰と右股関節と両ひざが痛いとのことで来院されました。

 

腰は張った感じの痛みがあり反らすと痛みが増すそうで、股関節は歩くときなどに股関節から膝まで凝った感じの痛みがあり、膝は膝のお皿周りが痛むそうです。

 

症状は数年前からで、整形外科で半年ほどリハビリをされたそうですが思ったほど良くならなかったそうで通院をやめて、その後もう一件別の整形外科に行ったそうですが、痛みが変わらなかったためここも行かなくなったそうです。（そのあと鍼灸院も行かれたそうですが……。）

 

そのとき病院で筋肉を鍛えたほうがいいと言われたそうで、カー○スというところで筋トレしたそうですが、もっと膝が痛くなり辞めたそうです。

 

膝は今までに何回も水を抜いてきたそうです。

 

病院で言われた診断は「変形性股関節症」と「変形性膝関節症」の「初期」と言われたそうです。

 

このまま悪くなっていく一方かなと考えているときに、「掌庵」が入居しているビルの前に置いている看板を見てご予約のお電話をされたそうです。

 

Ｓさんの体の状態は、仙骨上（骨盤の真ん中）～胸腰椎移行部（背中の真ん中あたり）まで硬く、拇指で押しても沈み込まず、腰の部分は生理的な前弯（前に少し反った感じ）が全くなく真っすぐでした。

 

膝のお皿は両ひざとも動きが悪く、右側の膝は左より少し上に上がっていました。

 

足の長さを左右比較したら右足が１．５ｃｍ左よりも長く、骨盤の歪みの検査をしたら右の奥が悪かったです。また、股関節は右側が外転（外に開くこと）が左よりも出来なかったです。

 

最初にインナーマッスル骨盤調整をしました。

 

足の長さは同じになりました。そして、仙骨から胸腰椎移行部までの厚みが減り、少しですがしなるようになりました。でもまだ腰部の反り（前弯）までは出来ていません。

 

次に腹部の筋筋膜骨格調整をしました。

 

そして立っていただき、体を反らしてもらいました。すると、痛みが減っていて最初より反ることが出来ると。そして、股関節の痛みがあまり感じないとのこと。

 

次に膝治療をしました。手で膝のお皿の位置を確かめると最初より下がり、動かすと動きも軽く良くなりました。

 

また歩いてもらったら、股関節と膝の感じが良くなったとのこと。

 

最後に、腰部の反りが出来ていなかったので、もう一度インナーマッスル骨盤調整をしました。

 

そしたら、腰に反り（前弯）が出来て、拇指で押すとすごくしなって沈み込みました。

 

またまた歩いてもらったら、股関節の痛みがないと！

 

そして体を反らしてもらったらもっと反るようになって痛みがほとんどないと！

 

１回目の治療で、この成果は大成功でした！

 

腰をもっと良くするためにあと何回か通っていただく予定です。

 

帰る前に「ここに来てよかった！」と言っていただけました！

 

嬉しかったです！

 

おしまい。